読み耽る
昨年の11月に図書館に予約して22人待ちだった米澤穂信氏の「儚い羊たちの祝宴」。
やっと順番が来たので土曜日に受け取ったのですが、3ヶ月も待ったのに面白くて2時間程で読了。
旧家・名家の子女たちの『しょせん抗うことのできない、それでいて心のどこかではまたそれを楽しんでいる「家」というもの』に翻弄されてる描写が出てくるお話には目がないので、また読みたくなるかもしれないから買ってしまおうかしら。
米澤氏の作品は初めてだったのですが、サブタイトルが「The Babel Club Chronicle」というのと(クロニクルという単語に弱い)それぞれのお話のタイトルに惹かれて興味を持ったのです。
今まで米澤氏って書店で見かける「○季限定××事件」の作者だという事は認識していたのですが、どういうお話を書く人なのか解らなかったので他にも読んでみようかなと思いました。
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